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MI-LABO

みんな幸せになっちゃえばいいと思うんだよね

結婚=嫁ぐ?家を継ぐ?家制度って…?正しい知識でふたりにベストな選択を!

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こんにちはもぐみかですー。結婚が決まって「まずはお互いの家にご挨拶を」となり、だんだんと実感が湧いて参りました。ひゃー。

さて、私は幼い頃から「お前は●●家の長女。家を継ぐ立場なのである」と育って参りました(ええ、田舎です)。にも関わらず(だからこそ?)、「家を継ぐ」てことが一体何をどうするものなのか、知ったのは最近です。結果として「これはまさに宗教だなぁ…」と思ったので、ちょっと、結婚制度(家制度)についてまとめてみたいと思います。

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時代による「結婚制度」の変化

一般的には、役所に婚姻届出をすること=結婚ですよね。その届け出で、戸籍がどう変化するのか知ってますか?例えば鈴木A男と佐藤B子が結婚する場合、A男は鈴木家、B子は佐藤家の戸籍から抜け、新たにA男とB子の戸籍ができあがります。これが結婚=婚姻です。 

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しかし、昔は「家制度」というものがあり、結婚の意味も違っていました。鈴木A男と佐藤B子が結婚する場合、B子のみ佐藤家から抜け、鈴木家の戸籍に入ることになります。これがつまり、「嫁入り」「家に入る」ということです。

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なお、「嫁」にはこんな意味があります。

よめ [嫁]

(1) むすこの妻. (2) むすこの妻として家の籍に入った女性. ▼~をもらう *昔の家制度に基づく言い方. (3) 結婚相手の女性. ▼~さがし ◇ (対)婿

三省堂 Web Dictionary

また、「入籍」には現在、結婚の意味はありません。結婚するとこれまでの家の戸籍からは転出扱いになり、夫と妻で新たな戸籍が作られるのですから、「籍を入れる」という表現はあまりにも正しくないですもんね。

「嫁に行く」「家を継ぐ」なんて、現代の制度では不可能!

ここまで読んでいただければ、「嫁ぐこと」「家に入ること」が現在の制度では不可能だということがわかっていただけるのではないかなと思います。また、同じ理屈で「相続」の問題も、苗字が変わっていようがいまいが兄弟の相続額は同等ですし、特定の1人が「家を継ぐこと」も基本的()には不可能なのです。逆に言うと、親の「扶養義務」も兄弟で同等に負うこととなります。(※兄弟が1人を除いで相続の権利を破棄する等の対応をとれば、話は違ってきます)

変わらない「結婚」=「嫁ぐ」という認識

ただ、ややこしいことに「家制度」と密接な関係のある「墓守」という宗教文化が法律とは別に存在している上、現代の制度はこれまでの日本の文化と異なっている分、やはり浸透するのに時間がかかっているのが現状なのではないかなと。

そのわかりやすい例として、俗に言う嫁姑問題がありますね。これって、嫁と姑との間(世代の間)に上記のような「結婚」に対する認識の差があり、それがある程度問題の原因になっているのではないかなぁと思っています。嫁側は「彼が好きで結婚しただけなのに…」となるだろうし、姑側は「家に入ってきたのにどうして家の文化を知ろうとしないのかしら!」て思うだろうし。そりゃあ期待と結果が違うわけで、仲良くなれる可能性も低くなりますよねぇ…。だからって姑に「私は嫁に入ったんじゃない!知るか!」とは言えないですし。では、一体どうすれば良いのでしょうか。

私が行った対策は、自分がどうしたいかを考え抜き、伝えることでした

話した要点は以下の通り。

  • 家を継ぐなんてことは法律上実現不可能である。戸籍は別になるのだから。
  • 宗教上の跡継については、私は仏教徒ではない。墓守をするつもりもない。ただし、葬儀は希望通り行う
  • どちらの姓を名乗るにせよ、両親の娘であることに変わりはない。責任は果たす
  • どちらの姓を名乗るにせよ、私たちの子供は「内孫」「外孫」というように区別して欲しくない。実際差はない

かなり根気がいります。だって彼らにとっては家制度がアイデンティティなので。父は5人兄弟の長男=家の中で最も偉い存在として大事に育てられましたし、母はその家に嫁いできた人間ですから、価値観を変える意見を取り入れてもらうのはそりゃあもう大変でした。

それでも、まぁ納得はできなくても、理解はしてほしかったんですよね。私がどうしたいと思っているのかを。だってこれから何年も関わり合うのに、仲良くしていきたいじゃないですか。「どうして家を継いでくれなかったのか」なんて確執を残したまま結婚するのは嫌だったので。

最後は、それでお前が幸せならいいと、言ってくれました。「そもそも相続なんて子供の幸せのためにあるはずだったのに、家を継ぐという形ばかりにこだわってしまっていた」「自分たちが先に死ぬのに、自分たちの希望を押し通して子供達の幸せを願えないなんて、本末転倒である」という結論に至ったとのこと。

両親は、子どもの不幸を願っているわけではない

もちろん、伝えにくい関係性だったり、わかりにくい感情だったりで、こんな風にうまくいかない場合も多いものと思います。ただ、今回両親からの意見を聞いて、家制度問題って、絡まった紐を解いてみたら案外すんなり解決するものなのかもな、と思うことができたのでした。

問題が爆発する場合って、実は「目的は一緒なのに目線が違う」って場合が多いと思うのですよね。私の両親の場合も、私の幸せ=家の幸せだってのが大前提だったわけで。でも私には勝手な希望を押し付けてきているようにしか見えず、私の幸せを考えてくれない!と思っていたのです。なので、話をすればいいだけでした。私とあなたの正しさ・幸せの価値観は違うのだと。私の幸せはこういうものなのだと。

まずは自分たちが最高に幸せな状態を全力で妄想してみてください

自分たちはどうなっていれば幸せですか。真剣に考えてみてください。

例えば、両親の幸せ=自分たちの幸せ、という方もいるでしょう。その場合は「家を継いで欲しい」という希望を叶えてあげることで、自分たちも幸せになれますから、解決です。または、姑の幸せ=彼の幸せ=自分の幸せなら、「この家の嫁としてふさわしい人」になってみるのも、もしかしたら全員ハッピーになる方法かもしれません。案外やってみたら楽しいのかも。

でも全く理解できず、自分たちの幸せが両親の希望とは全く別のところにあるのなら、やはり理解してもらえるような方向に進めていくのが、最短で幸せに近づく方法かなぁと思います。なんせ人生長いですからね。これからずっと苦しむよりは、ちょっと頑張ってみたほうが結果的に傷は浅いのではないでしょうか。

そして、ほんのちょっと勇希です。流れに身をまかせてボロボロになっていくのではなく、自分で自分を幸せにするための一歩を。ぜひ、幸せになってください。では!