「コピースロット」で仕掛けたコピーライター長谷川哲士さんのマーケティング
本日2回目のこんにちは、もぐみかです。
twitterでも話題の「コピースロット」、みなさまもう回しました?
公式のツイート
本日1月28日コピーライターの日を記念して、誰でもコピーをつくれる #コピースロット をつくりました。3回まわせば、1つはおもしろいのが出るので、ぜひ回してください〜https://t.co/StEWTXVg70 pic.twitter.com/CktNoWUYSy
— コピーライッター コピーライター bot (@copy_writter) 2016, 1月 28
サイト
回すとこんな風に、名作コピーの組み合わせができます!!笑
実は長谷川さん、リクルートの先輩なのですよね。とっても親切で優しい方で、そのコピーは痛快なものが多いです。
例えばこの辺。
愛やエッチ
よりまえに、
自慰がある。
(TENGA/長谷川哲士)pic.twitter.com/9F7MHv38GU
— コピーライッター コピーライター bot (@copy_writter) 2014, 3月 22
元カレが、サンタクロース。 pic.twitter.com/0HyrQ3ZHmD
— コピーライッター コピーライター bot (@copy_writter) 2014, 11月 22
そこの
カップル、
0.01ミリ
離れなさい。 pic.twitter.com/iWLvKIC5bI
— コピーライッター コピーライター bot (@copy_writter) 2015, 12月 21
長谷川さんのコピーの凄さは、見た人に「この広告主、ちょっといいかも」って思わせること。例えばコンドームを選ぶときに、「あの広告の!」って思わせてくれる「いいかも」を作れることだと思うのです。
「すげーだろ?」っていう広告も、アリなんです、もちろん。淡々とやってきたことを並べる広告に惹かれることもあります、もちろん。
でも長谷川さんが関わる広告はそうはならない。見た人に、好きになってもらえる広告。長谷川さんがクライアントやクライアントの商品を心から尊敬し、それを素直に言葉にしているからこそ押し付けがましさがない広告になっているのでしょうね。
コピーライターってこうあるべきかもなーと思わせてくれる、素敵な人です。
この「コピースロット」も「株式会社コピーライター」を広めるための広告な訳だから、もちろんサイトの下部に「いいコピーがつくれない場合は、株式会社コピーライターに相談を」と記載があるのだけれど、例に漏れず、全く嫌味がないマーケティング。
「いいコピー書くよ、仕事ちょーだい」って、素直に言ってるわけです。実はこういう素直さって、すごいことだと思うのですよね。素直に「あの人ならいいかもねー」って思わせてくれるのです。
最近このブログでも何回か「共感」もしくは「共感コミュニケーション」という言葉を使ったけれど、長谷川さんも代表的な「共感マーケター」だと思います。やー、久々に「やられたーーーーー!」と思いました笑
追記!
長谷川さんからコメントもらったので記念に貼っとく!笑
めっちゃほめられてる…。面白いかな〜という実験的なつもりでやってるんですが、コピーライターの方たちで、お怒りの方もいることも知っています。不快になった方には、ごめんなさいとしか言えません。遊んでる人は、気にせず遊んでください。 https://t.co/hVec0EhLA1
— コピーライター長谷川哲士 (@aseetsu) 2016, 1月 30