MI-LABO

みんな幸せになっちゃえばいいと思うんだよね

関西人の「ありがと(⤴︎)う」が大好きすぎて言葉にならない

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こんばんは、もぐみかです。最近暖房で部屋が乾燥しているため、ドライヤーをかけないという選択をしたところ、髪の調子が抜群に良くなりました。乾燥は大敵なようです。

さて、リクルート時代の職場は、東京駅直結という立地にもかかわらず関西人がとても多く、でも私関西人がとっても苦手で(ごめんなさい!笑)、なのになんと私の教育係とグループマネージャーはどちらも関西人。今考えても辛い!!笑 会話のスピードについていけず、まずは仕事よりもコミュニケーションに課題を感じました笑

関西人苦手!でも、遠くから見る分には彼らの話はとっても面白くて、感情豊かかに周りの人を笑顔にしていく様はもう感動の嵐でした。つまり、苦手だけど大好きという複雑な心境です笑 素敵なのです。大好きなのです。でもハイスピードでセンスフルなノリツッコミコミュニケーションについていけなくて申し訳ないのです!!笑

そんな私のお気に入りは、彼らがよくよく発する「ありがと(⤴︎)う」を聞くことでした。関西人の「ありがと(⤴︎)う」って、本当に感謝されていることがはっきり伝わってくるのですよね。自分がやってもらったことに、はっきりと「嬉しい!」「ありがたい!」って意味が入っている様な気がするのです。「何が嬉しかったのか」を伝えようとしてくれていることが分かる「ありがとう」。ただただその場を丸くおさめるための「ありがとう」ではなく、言葉の意味そのままの「有難う」なのです。

義務から出る言葉は、やはりあまり伝わってきません。その場を丸く治めるための「ありがとう」と、本当に感謝している時の「ありがとう」は、伝わり方が全然異なるものだと思います。私も関西人すべての人の「ありがとう」を聞いたわけではないのですが笑 少なくとも、関西人と比べると関東人・東北人は義務感から出てしまうことが多い言葉なのかもしれないな、と思ってしまったりしています。

本心から出る感謝って、すごいパワーを持っているものじゃないでしょうか。余裕がないときにもらった「ありがとう」の一言で、ふっと力が抜けたり。大したことじゃなかったのに「ありがとう」と言われてしまって、もっとちゃんとやればよかったって後悔したり。もしかしたら、「余裕」の受け渡しをするための言葉なのかもしれませんね。「ありがとう」っていうことで、自分の余裕を相手にちょっとおすそ分けする、みたいに。

その「おすそ分け」が、関西人は得意なのかもしれません。「お天道様」を「お天道さん」、「神様」を「神さん」、どんなものも身近にしてしまうパワーが、関西の人にはあるんだろうなぁと思います。その「自分に寄せる力」が「おすそ分け」に繋がってるのかも。してもらったら、返していく。「ありがとう」の言葉とともに。そんな日本らしい文化が息づく文化の街なのでしょうね。

私もごまかしとかその場を治めるためとかじゃなく、きちんと感謝できるようになりたいなーーーーー。心から嬉しい時に、心からの言葉を伝えられたら、その分きっと周りに余裕ができて笑顔が増えると思うのです。「余裕のおすそ分け」=「ありがとう」。毎日少しずつでも、心からの「ありがとう」で、自分の周りを大事にしたいです。